ペットとの海外赴任・海外移住で失敗しないための完全ガイド ~検疫・書類・渡航手段など

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ペット海外赴任の基本ステップ

まずは海外赴任が決まったら、出発までにやるべき基本ステップを押さえましょう。日本出国前の手続きと各国の入国要件を両方満たす必要があります。

動物検疫所や各国当局への事前連絡、必要書類の準備、ワクチン接種など、順を追って計画することが重要です。

出国前の検疫とワクチン

海外へペットを連れて行く際は、出国前に日本で検疫手続きを受け、必要なワクチン接種を済ませておきます。マイクロチップ装着と狂犬病予防接種はほぼ全ての国で必須条件です。

日本では出国時にペットの個体識別が求められるため、ISO規格準拠のマイクロチップを装着し番号を登録しておきましょう。狂犬病ワクチンは渡航の少なくとも30日前までに接種し、かつ1年以内の有効なものである必要があります。

例えばインドやインドネシアでは、「渡航30日以上前かつ1年以内」の狂犬病ワクチン接種証明が要求されます。加えて、渡航国によっては追加の混合ワクチン接種や寄生虫予防処置が推奨される場合もあります。

出国直前(通常1週間以内)に獣医師の健康診断を受け、英文の健康証明書を発行してもらいましょう。これらの準備を計画的に行うには、少なくとも3〜6ヶ月前から準備を始めることが望ましいです。

渡航先の条件によっては狂犬病抗体価検査が必要となり、結果が出るまで時間を要するためです(抗体価0.5IU/ml以上が求められ、有効期限は2年間など)。各国の検疫ルールは異なるため、渡航先ごとの要件確認が欠かせません。

インドは狂犬病清浄国以外からの入国でも比較的柔軟ですが、公的な許可取得が必要です。一方、インドネシアやマレーシアは狂犬病への警戒が強く、事前に指定検査機関での抗体価検査や追加書類の提出が求められます。

渡航先の大使館や検疫当局の公式情報を確認し、求められるワクチンや検査を確実に満たすようにしましょう。

マイクロチップについては以下の記事で詳しく解説しています。

▶︎犬、猫用マイクロチップの全て:安全性、メリット、導入手順

必要書類と申請手続き

ペットと海外赴任する際に必要となる書類は以下の通りです。渡航直前までに漏れなく取得し、複数部コピーを用意しておくと安心です。

ペットパスポートまたはワクチン接種証明書:ペットの基本情報やワクチン接種履歴を記録したもの。日本発の場合、欧州のような公式ペットパスポートはありませんが、国際証明書(ワクチン証明書)がこれに相当します。狂犬病や混合ワクチンの接種日・有効期限が明記され、獣医師の署名捺印があるものを用意します。

健康証明書(英文):出国前7日以内(国によって異なる、目安として5〜10日以内)に発行された獣医師による健康診断書。「検疫所が指定する書式」または国際的に通用する書式に英語で記載してもらいます。内容にはペットが伝染性疾病にかかっていないこと、予防接種状況、マイクロチップ番号などが含まれます。

日本の動物検疫所で輸出検疫証明書を発行してもらう際にも必要です。

輸出検疫証明書(日本からの輸出証明):日本の動物検疫所が発行する証明書で、ペットが日本を出国する条件を満たしていることを公式に証明します。渡航予定日の7日前までに動物検疫所に輸出検査を申請し、当日検査を受けて取得します。

これは渡航先入国時にも提出が求められる重要書類です。

輸入許可証(インポート許可):渡航先の国によっては、ペットの事前輸入許可(Import Permit)が必要です。インドネシアやマレーシアではこの許可証が無いと入国が認められません。

現地政府機関(例:マレーシア農業局、インドネシア農業省畜産局)への申請を行い、発行までに数週間〜数ヶ月要します。マレーシアでは現地法人を通じた申請が必須で、個人では直接申請できない点に注意が必要です。

その他書類:渡航者本人のパスポートコピー、航空券(eチケット)のコピー、ペットの写真などが要求される場合があります。貨物扱いで送る場合は航空貨物運送状(Airway Bill)も必要です。

書類の準備と並行して、各国への事前申請手続きも進めます。たとえばインドでは渡航約15日前までにインド動物検疫局から輸入許可(No Objection Certificate, NOC)を取得しなければなりません。

インドネシアでも渡航の数週間前までに輸入許可と検疫所への事前申告が必要とされています。提出先や申請方法は国ごとに異なるため、余裕を持って各国の指示に従いましょう。

書類不備があると入国時に受け入れ拒否や長期の係留検査となるリスクがあるため、取得後は内容に漏れがないか十分確認してください。なお、現地到着後の登録手続きも頭に入れておきましょう。

国や地域によっては、ペットを到着後に獣医局や自治体に登録する義務があります。例えばマレーシアでは居住地の地方自治体で犬のライセンス登録が求められる場合がありますし、狂犬病予防のため年次のワクチン接種証明を提出する制度も存在します。

赴任先のルールに従い、ペットの居住登録やライセンス取得が必要か現地で確認しましょう。

インドネシア、マレーシアのペット入国については以下の記事で詳しく解説しています。

インド・インドネシア・マレーシアのペット輸入規制

続いて、特に赴任者の多いインド、インドネシア、マレーシアのペット受け入れルールについて、国別に詳しく解説します。それぞれ規制内容が異なるため、現地の法律に沿った対策が必要です。

公的機関の発表する最新情報を踏まえ、安全かつ確実にペットを入国させるポイントを見ていきましょう。

インドのペット検疫事情

インドではペットの犬・猫の入国が認められていますが、入国時に動物検疫局(Animal Quarantine and Certification Service, AQCS)による書類確認と検査が行われます。事前に取得すべきNOC(No Objection Certificate)については前述の通り、渡航前15日までに申請します。

NOC取得には、赴任者がインドで長期滞在することを示す書類(ビザや就労許可証等)や、ペットが商業目的ではなく家族の一員である旨の宣誓書提出も求められます。

インド入国に必要なワクチンとしては、狂犬病は渡航30日以上前〜1年以内接種が必須であるほか、犬であればジステンパー、パルボ、レプトスピラ、猫であればパンルコペニア(猫ジステンパー)など主要な伝染病について「臨床症状がないこと」の証明が求められます。

ペットはマイクロチップ装着が推奨されており、実際インド当局も輸入ペットはマイクロチップで識別されていることを前提としています。

検疫期間について、インドは比較的柔軟と言えます。必要書類と健康状態が問題なければ、原則隔離検疫は免除されます。

他の狂犬病清浄国(日本など)や発生率の低い国から適切にワクチン接種済みで来たペットは、到着時の獣医官の簡単な健康チェックのみでそのまま入国許可が下りるケースがほとんどです。

実際「インドではペットが検疫施設に収容されるのは稀」であり、万一施設隔離となった場合でも30日程度(最長でも3ヶ月)で解放されます。ただし書類に不備があったり、健康状態に疑義がある場合には一時預置(ホームクアランティン等)が指示されることがあります。

インドへのペット持ち込みは原則2頭までに制限されている点にも注意しましょう(それ以上は別途DGFTの輸入許可が必要)。

入国制限として、狂犬病流行国からの入国や商業目的の持ち込みは禁止されています。赴任者本人が同行しないペット単独渡航も原則認められません。

主要な到着空港(デリー、ムンバイ、チェンナイ他)にはAQCSの検疫官が常駐しているため、到着後は荷物受取前にペットと共に検疫ブースへ直行し、NOCや健康証明書を提示して指示に従いましょう。

インドでは入国時に税関申告書でペットの申告も必要になるため、係員にペット同行を伝えることも忘れずに。総じてインドは手続きさえ整っていればペットに優しい国と言えます。

実績豊富な引越し業者や現地エージェントのサポートを受けることで、スムーズな入国が可能です。

インドのペット輸送に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

インドネシアのペット輸入ルール

インドネシアへのペット持ち込みは制限が多く、計画的な準備が必要です。同国では狂犬病の国内流入を防ぐため、原則すべての犬猫に到着後の検疫隔離を課しています。

まず出発前にインドネシア農業省傘下の畜産局から輸入許可証(Import Permit)を取得しなければなりません。許可申請には、現地で代理人(ペット輸送業者等)を立てて行うのが一般的で、発行まで約1ヶ月以上を要します。

申請に必要な書類は同行者のパスポート写し、動物の写真と説明、英文の獣医証明書とワクチン記録、狂犬病抗体検査結果など多岐にわたります。渡航日の約2日前までには、ペットが到着予定の空港の検疫所に事前通知を行うことも義務付けられています。

インドネシア入国に際して必須のワクチンは狂犬病(渡航30日前〜1年以内)であり、加えて犬の場合はジステンパー、パルボ、レプトスピラ、犬伝染性肝炎、猫の場合はカリシウイルス、ウイルス性鼻気管炎など主要疾患へのワクチン接種が推奨されています。

特に狂犬病抗体価検査(Rabies Titer Test)の実施が義務付けられており、渡航前3〜6ヶ月の間にOIE認定機関で採血・検査を受けて0.5IU/ml以上の抗体価を証明する必要があります。

ペットは生後90日未満だと入国できず、妊娠中の動物も渡航不可とされています。また、輸出国の政府機関発行の健康証明書(日本であれば動物検疫所の証明書)を必ず持参しましょう。

インドネシアに到着したペットは、入国時に空港の動物検疫官による書類審査と健康チェックを受けた後、最低14日間の検疫施設での隔離が義務付けられています。

検疫は原則ジャカルタの政府指定施設で行われ(到着空港がジャカルタの場合)、ペットはその場で預けられます。検疫期間は通常14日ですが、状況により最長21日まで延長されることがあります。

この間、ペットの健康観察や必要な検査(追加の狂犬病検査など)が行われ、問題がなければ期間終了後に飼い主へ引き渡されます。なおバリ島など一部地域ではペットの持ち込み自体が禁止されています。

観光客に人気のバリ州は狂犬病清浄地域を目指しており、海外から直接ペットを入れることはできません。そのため赴任先がバリ島の場合、一旦ジャカルタでペットを入国・検疫させた後、陸路や別途国内線で移送する必要があります。

インドネシア国内でも地域によって規制が異なりますので、赴任地がどの州に属するかも確認しておきましょう。禁止されているペットについてですが、インドネシアでは犬・猫以外の動物の持ち込みに厳しい制限があります。

特にエキゾチックアニマル(鳥類、爬虫類、霊長類など)の輸入は基本的に認められず、学術研究目的の特別許可が必要です。また、闘犬目的とみなされる犬種や攻撃性が高いと判断される犬については入国を拒否される可能性があります。

ただし公式に特定犬種の輸入禁止リストは公表されていませんので、一度受け入れ許可が下りれば犬種は問われません。いずれにせよ輸入許可証の取得時に詳細なペット情報を提出するため、自身のペットがインドネシアの規制に抵触しないか事前に確認することが重要です。

インドネシアのペット輸送については以下の記事で詳しく解説しています。

マレーシアのペット入国手続き

マレーシアへのペット帯同も可能ですが、こちらも事前準備と手続きが非常に重要です。マレーシアでは半島マレーシア(西マレーシア)への持ち込み手続きと、ボルネオ島側の東マレーシア(サバ・サラワク州など)への手続きで異なる場合があります。

一般的な赴任先であるクアラルンプールなど西マレーシアへのペット持ち込み手続きを説明します。まず必要なのがマレーシア政府発行の輸入許可書(Import Permit)です。

これは現地の法人や代理業者を通じて申請する必要があり、個人で大使館経由などで取得することはできません。申請から発行まで約1〜2ヶ月程度かかるため、赴任計画が決まったら速やかに現地代理人に依頼しましょう。

許可書の有効期限は発行日から3ヶ月で、その間に入国しないと無効になります。延長はできず期限切れの場合は再申請(追加費用)となるため、渡航日程と有効期限管理に注意が必要です。

渡航前に準備すべきワクチン・検査としてマレーシアは狂犬病清浄国ではないため厳格な基準を設けています。狂犬病ワクチンは2回以上接種歴が求められ、最新の接種が渡航前1年以内であること、動物が生後91日以上であることが条件です。

さらに狂犬病抗体価検査(FAVNテスト)で0.5IU/ml以上の抗体価を証明する必要があります。この検査結果は採血日から2年間有効なので、赴任期間中に帰国予定がある場合も考慮し、有効なうちに渡航することが望ましいです。

その他、犬であればジステンパー・パルボ・アデノウイルス、猫であれば三種混合(カリシ・猫ウイルス性鼻気管炎・パンルコ)などの追加ワクチン接種証明も用意しておくと良いでしょう。出発直前1週間以内の健康診断書(英文)も必須で、マイクロチップ番号やワクチン情報が正確に記載されているか確認が必要です。

ペットの輸送方法については、同伴手荷物(ハンドキャリー)として乗客と同じ航空機で預け入れる方法と、貨物(カーゴ)扱いで専門業者に輸送を委託する方法の2通りがあります。一般的には航空会社の受託手荷物(あるいは機内持ち込み)として連れて行く方が手続きも簡便で、費用も抑えられるため利用者が多いです。

ただし航空会社によって受け入れ条件が異なるため、予約時にペット同行の旨を伝え、ケージサイズや重量制限を確認しましょう。機内持ち込みが可能な場合、適切なサイズのペットキャリーに入れて座席下に収納します。

ペットは立ったり向きを変えられる十分な空間があるケージに入れ、底は防水仕様で通気性も確保されたものを使用します。機内持ち込みが不可の場合でも、多くの航空会社は気圧・温度管理された専用の貨物室で安全にペットを輸送してくれます。

いずれにせよIATA(国際航空運送協会)の定めるペット輸送規則に準拠したクレートを用意することが大切です。クレートの大きさは動物が中で立ち上がり方向転換できること、施錠可能で頑丈であることなど細かな基準があります。

短頭種のワンちゃんなどは夏季の渡航を避ける、直行便を選ぶ等、ペットの負担を減らす工夫も必要です。

マレーシア到着後の手続きは以下の流れになります。クアラルンプール国際空港に到着したら、入国審査・税関の前に動物検疫(MAQIS)のカウンターへ向かいます。

そこで輸入許可書、健康証明書、ワクチン証明書、日本の輸出証明書を提出し、係員による書類とマイクロチップ番号の確認を受けます。問題がなければ入国許可となり、通関手続きへと進みます。

場合によっては数日の係留検査が指示されることもありますが、日本など狂犬病清浄国からのペットは即日返還されるケースがほとんどです。検疫所使用料や手数料(数千円程度)の支払いが必要で、ペット受け取り時に請求されます。

また入国後30日以内に地元の獣医局で健康状態を報告するよう求められることもありますので、現地の指示に従ってください。

マレーシアには輸入禁止犬種の規定がある点にも注意が必要です。法律で定められた禁止犬種には、秋田犬、土佐犬、ピットブル系(ピットブル・テリア)、ナポリタン・マスティフ、ドゴ・アルヘンティーノ、フィラ・ブラジレロ、アメリカン・ブルドッグが含まれます。

これらの犬種は原則持ち込みができません。また制限付き犬種としてドーベルマン、ジャーマンシェパード、ブルテリア、ブルマスティフなどは事前に州警察署長の許可を得る必要があります。

該当する犬種を飼っている方は、渡航前に専門業者等と相談し必要な追加手続きを確認してください。

以上、国別の規制を見てきましたが、インド・インドネシア・マレーシアいずれも事前の準備がカギであることがお分かりいただけたかと思います。次に、よくある質問や入国時のトラブル事例とその対処法を確認しましょう。

マレーシアのペット輸送については以下の記事で詳しく解説しています。

よくある質問とトラブル事例

海外赴任におけるペット同行では、実際にどのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。また、それにどう対処すれば良いのでしょうか。ここでは初心者オーナーが陥りがちなトラブル例と解決法をQ&A形式で紹介します。

Q: 書類に不備があり入国できないと言われたら?

A: まず落ち着いて、どの書類に何が不足しているかを確認します。入国先の検疫官や税関係員に事情を説明し、不足書類を提出できるまでペットを一時預かりにしてもらえないか相談しましょう。

多くの国では、不備が軽微な場合一定期間内に追加提出することで入国を許可してくれるケースがあります。例えば狂犬病証明書の有効期限切れであれば、現地で再接種・証明取得して提出することで許可されることもあります。

ただし重大な不備(輸入許可証が無い等)の場合は入国拒否となり、ペットが強制送還されるリスクもあるため、事前準備段階でプロの確認を受けることが重要です。

Q: 検疫隔離が予定より長引いた場合の対処は?

A: インドネシアなどでは通常14日間の検疫が状況により延長されることがあります。延長理由として多いのはペットの健康状態に経過観察が必要と判断された場合や、到着時の書類不備で追加検査が必要になった場合です。

こうした場合は現地の検疫所スタッフと連絡を密に取り、ペットの様子を教えてもらうようにしましょう。隔離期間中は面会が制限されることもありますが、ペットのストレス軽減のためにお気に入りの毛布やおもちゃを預けられるケースもあります。

事前に代理業者を通じて現地検疫所との連絡体制を作っておくと安心です。

Q: フライト当日に航空会社からペット受託を拒否されたら?

A: 稀なケースですが、気温が高すぎる日やストライキ等で貨物室の安全が確保できない場合、航空会社がペットの搭載を拒否することがあります。またケージが規定に合わない場合も搭載不可となります。

このような場合、迅速に代替策を講じる必要があります。まず航空会社に掛け合い次便への振替や一時預かりの手配を相談しましょう。場合によっては渡航日程の変更も検討します。

ペットホテルや実家など信頼できる預かり先を予め確保しておき、万一自分だけ先に渡航しペットは後日送り出す選択肢も用意しておくと安心です。いずれにせよ搭乗前日までに航空会社と最終確認を行い、当日のトラブルを未然に防ぐことが大切です。

Q: 入国後の環境変化でペットが体調を崩したら?

A: 長時間のフライトや検疫措置を経て新天地に到着した後、ペットが食欲不振や下痢など体調不良を起こすことがあります。これは環境の変化によるストレスや疲労が原因の場合が多いです。

可能であれば渡航直後に現地提携の獣医師による健康チェックを受けることをお勧めします。現地の気候や病気に合わせた予防措置(例えば蚊媒介のフィラリア予防など)についても指導を仰ぎましょう。

また生活環境に慣れるまで数日は安静にさせ、いつも使っている毛布やおもちゃで安心感を与えてください。徐々に散歩コースに連れ出すなど現地に適応させることで、1〜2週間もすれば元気を取り戻すペットがほとんどです。

万一症状が改善しない場合は早めに獣医を受診しましょう。

これら以外にも「輸送中にペットが鳴き続けてしまった」「赴任先の住居でペット禁止だった」など様々な悩みが考えられます。前者の場合はフェリージなど軽い鎮静剤を事前に獣医と相談する、後者の場合はペット可物件を専門エージェントに探してもらう等、トラブルは事前の備えで回避・軽減できます。

不安な点があれば専門業者に遠慮なく相談し、想定される課題と対策を共有しておきましょう。

そのほかのよくある質問については以下からご覧になれます。

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初回のオンライン相談(ビデオ通話)も無料で承っており、ペット渡航のプロが個別の状況に合わせてアドバイスいたします。日本にいながら現地最新情報を入手できるので、渡航前の不安解消にぜひお役立てください。

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など、気になることがありましたら、お気軽にコメントしてください。

みなさまのコメントは、同じように悩んでいる方々の大きな参考になります。ぜひ下のコメント欄に、あなたの思いや疑問をお寄せください!

 

瀬戸 里沙子

幼い頃から動物たちの魅力に惹かれ、その生命を守る仕事に就きたいと獣医療の分野へ。愛玩動物看護師の資格を持つペット国際輸送の専門家として、多くのペットとご家族の新しい一歩をサポートしています。
医療の知識と動物への深い愛情を持つからこそできる、一頭一頭に寄り添った輸送プランのご提案を心がけています。ペットの心と体の健康を第一に、最適な国際移動をサポートいたします。

[保有資格]

愛玩動物看護師
動物衛生技術師(AHT)
動物医療技術師(VT)

PetAirJPNでは、ペット国際輸送コンサルタントとして、安全で快適な移動のサポートを担当。

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