ペットと海外移住|暮らしやすい国4カ国の特徴と選び方【2026年版】

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ペットと海外移住|暮らしやすい国4カ国の特徴と選び方【2026年版】

ペットと暮らす世界 / 2025.02.12

最終更新日:2026年8月1日

「海外移住を考えているけれど、うちの子はこの国でも快適に暮らせるだろうか」——移住先を検討するとき、ペットのことが気になる方は少なくありません。国によって、入国時の検疫の厳しさも、公共の場でのペットの受け入れやすさも大きく異なります。この記事では、ペットとの暮らしやすさで名前が挙がることが多い4カ国の特徴と、移住先選びで確認しておきたい視点を整理します。

この記事の対象

そもそも「ペットに優しい移住先」をどう見極める?

ペットに優しい移住先かどうかは、主に4つの視点で見極められます。入国時の検疫の厳しさ、日常生活でペットを連れて行ける場所の広さ、動物福祉に関する法律の整い方、そして気候や住環境がペットの体質に合っているかです。この記事で紹介する4カ国は、いずれかの視点で「ペットフレンドリー」と評されることが多い国々です。

移住先を見極める4つの視点

  • 検疫・入国条件の厳しさ — 隔離の有無や必要書類の多さは国によって大きく異なります
  • 公共の場でのペット受け入れ — カフェ・レストラン・公共交通機関にペットを連れて行けるかどうか
  • 動物福祉に関する法制度 — 飼育や輸送に関するルールがどれだけ整備されているか
  • 気候・住環境 — ペットの体質に合う気候か、散歩や運動をしやすい環境か

オーストラリア|厳格な検疫の先にある、ペットを大切にする文化

オーストラリアは狂犬病が発生していない国であり、犬猫の入国にあたっては政府による厳格な検疫制度が設けられています。長期間の隔離や複数の書類提出が求められるため、渡航が決まったら早い段階から準備を進めることが欠かせません。

その一方で、国内ではペットを家族の一員として大切にする文化が広く根付いています。ドッグフレンドリーなカフェやビーチ、公園が多く、ペットと一緒にのびのびと過ごせる環境が整っている点は大きな魅力です。最初の検疫というハードルを越えた先に、ペットにとって暮らしやすい生活が待っている国といえます。

検疫の具体的な条件は渡航のタイミングによって変わるため、渡航が具体化した段階でオーストラリア政府(農業省)の検疫案内ページで最新情報をあわせて確認することをおすすめします(出典: オーストラリア農業省、2026年8月確認)。

カナダ|雄大な自然と、広がりつつある屋外でのペット受け入れ

カナダは広大な自然に恵まれ、国立公園や自然保護区が数多く点在しています。ペットと一緒にハイキングやアウトドアを楽しめる環境が整っており、都市部でも公園でのびのびと過ごせる場所が豊富にあります。

飲食店については、食品を扱う店内へのペット同伴を制限する規則が定められている地域が多く、屋外のテラス席のみ同伴可という店舗が一般的です。近年は屋外席での受け入れを広げる自治体も見られますが、対応は州・都市によって異なるため、利用したいお店がある場合は事前に確認しておくと安心です(出典: ブリティッシュコロンビア州公式方針、2026年8月確認)。

冬の厳しい寒さは、ペットの種類や毛質によっては配慮が必要です。防寒対策や室内での運動不足対策など、気候に合わせたケアを準備しておけば、快適に暮らしていけるでしょう。

フランス|ペットとの暮らしが根付く一方、犬種規制には要確認

フランスは、パリをはじめとする都市部でペットとの暮らしが文化として定着している国です。レストランのテラス席や公共交通機関でペットを連れた人を見かけることが珍しくなく、ペットを家族の一員として扱う価値観が広く浸透しています。

一方で、特定の犬種についてはフランス国内での飼育や輸入そのものが法律で制限されている場合があります。飼育予定の犬種が対象に含まれないか、渡航前にフランス農業省の公式情報で必ず確認しておきましょう(出典: フランス農業省、2026年8月確認)。

スイス|動物福祉を重んじる法制度と、自然豊かな暮らし

スイスは動物保護に関する法整備が進んでいる国の一つです。連邦の動物保護法・動物保護令では、犬に日々十分な運動や他の犬・人との触れ合いの機会を与えることなど、飼い主が守るべき基本的な飼育義務が定められています。マイクロチップの装着も義務付けられています(出典: スイス連邦食品安全・獣医局、2026年8月確認)。

飼育に関するルールは、カントン(州)ごとに独自の規則が定められている場合もあります。たとえばチューリッヒ州では、2025年6月から独自の飼育者向け講習制度が再導入されました。移住先のカントンによって細かいルールが異なるため、居住予定地の規則を事前に確認しておくと安心です。

美しい自然環境にも恵まれ、街中でも緑地や公園が多く、ペットとの散歩や日々の暮らしを楽しみやすい環境が整っています。

4カ国を比較すると?

ここまで紹介した4カ国の特徴を、比較しやすいように整理しました。実際の条件は変更されることがあるため、あくまで傾向としてご覧ください。

検疫・入国のハードル 日常でのペット受け入れ 特に確認したいポイント
オーストラリア 高い:狂犬病が発生していない国として厳格な検疫制度がある カフェ・公園・ビーチでの同伴に寛容 検疫条件は渡航が具体化した段階で当局に確認
カナダ 一般的な検疫手続きに準拠 自然の中での活動環境が豊富。飲食店内の同伴は地域差あり 屋外席の可否、冬季の防寒対策
フランス 一般的な検疫手続きに準拠 飲食店・交通機関でも同伴が広く浸透 特定犬種は飼育・輸入が制限される場合がある
スイス 一般的な検疫手続きに準拠 自然環境が豊かで、動物福祉への意識が高い カントンごとの飼育規則、居住予定地の確認

注意:検疫条件・飼育規則・飲食店での受け入れ状況は、国・地域・時期によって変わります。この記事の情報は一般的な傾向の紹介であり、渡航前には必ず渡航先当局・自治体の最新の公式情報をご確認ください。

気になる国の条件、具体的に調べてみませんか?

渡航先の候補と出発予定時期をお聞かせください。
その国でペットに必要な準備の全体像をお伝えします。

移住先を選ぶときにペット目線で確認したい4つのポイント

暮らしやすさの傾向をつかんだら、次はご自身のペットに合うかどうかを具体的に確認していきましょう。移住先を最終決定する前に、次の4点を確認しておくと準備がスムーズになります。

ペットの年齢・健康状態と長距離移動への耐性 — かかりつけの獣医師に相談し、移動がペットの負担にならないか確認しましょう
入国条件を満たすためのスケジュール — マイクロチップ装着や狂犬病予防接種など、時間のかかる手続きから逆算して準備を進めます
移住後の住まいのペット可否 — 賃貸物件の場合、ペット可・犬種やサイズの制限の有無を早めに確認しておくと安心です
現地の動物病院・かかりつけ医の確保 — 移住後すぐに頼れる病院を見つけておくと、ペットの体調変化にも対応しやすくなります

PetAirJPNができること

「この国は本当にうちの子に合っているだろうか」と迷ったときは、お気軽にご相談ください。PetAirJPNは「ペットの国境をなくす」というビジョンのもと、渡航先選びから準備までの負担を軽くするお手伝いをしています。

サポートできること(例)

  • 渡航先ごとの検疫要件に応じた準備スケジュールのご案内
  • 必要書類の整理と、マイクロチップ番号などの整合性チェック
  • 官公署への申請が必要な場合は、行政書士と連携しての対応(申請業務は行政書士が担当します)
  • 航空会社への輸送手配の調整、クレート選びのご相談

渡航先と出発予定時期をお聞かせいただければ、その国でペットに必要な準備の全体像と流れをまとめてご案内します。

まとめ:ペットにとっての暮らしやすさも、移住先選びの判断材料に

海外移住を考えるとき、愛するペットが暮らしやすい環境を見極めることは大切な判断材料の一つです。今回紹介した4カ国は、それぞれ異なる魅力と注意点を持っています。

オーストラリア:検疫は厳格だが、ペットを大切にする文化が広く根付いている
カナダ:豊かな自然の中でアウトドアを楽しめる環境が魅力
フランス:ペットとの生活が文化として定着している一方、犬種規制は要確認
スイス:動物福祉の法制度が整い、自然の中での暮らしを楽しめる

国ごとの強みや注意点は異なります。ペットの年齢や性格、渡航先の気候、そしてご自身の暮らし方に合わせて、じっくり検討してみてください。渡航手続き全体の流れはペットを日本から海外へ連れて行く方法|手続き・準備完全ガイドで確認できます。渡航先ごとの詳しい条件は、個別にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

Q. ペットに優しい移住先は、どうやって選べばいいですか?
検疫・入国条件の厳しさ、公共の場でのペット受け入れ、動物福祉に関する法制度、気候や住環境という4つの視点で比較することをおすすめします。あわせて、ペットの年齢や健康状態が長距離移動に耐えられるかどうかも、かかりつけの獣医師にご相談ください。
Q. オーストラリアはペットを連れて行くのが難しいですか?
オーストラリアは狂犬病が発生していない国として、入国時の検疫制度が厳格です。長期間の隔離や複数の書類提出が求められるため、早めの準備が欠かせません。一方で国内ではカフェや公園、ビーチなどペットと過ごせる場所が多く、暮らし始めてからの環境は魅力的だと評されています。
Q. カナダのレストランにペットを連れて行けますか?
食品を扱う店内へのペット同伴は、補助犬などを除いて制限されている地域が多く、屋外のテラス席のみ同伴可という店舗が一般的です。対応は州・都市によって異なるため、利用したいお店がある場合は事前に確認することをおすすめします。
Q. スイスでは犬を飼うのに講習を受ける必要がありますか?
連邦レベルでは、犬種に応じた講習を一律に義務づける制度はありません。ただし、カントン(州)によっては独自の講習制度を設けている場合があります。たとえばチューリッヒ州では2025年6月から独自の講習制度が再導入されました。移住予定のカントンの規則を事前に確認してください。
Q. フランスでペットと暮らす際に気をつけることはありますか?
フランスはペットとの生活が文化として定着しており、レストランのテラス席や公共交通機関でも同伴が広く受け入れられています。一方で、特定の犬種は国内での飼育や輸入そのものが法律で制限されている場合があります。飼育予定の犬種が対象に含まれないか、渡航前にフランス農業省の公式情報で確認しておきましょう。
Q. この記事の4カ国以外の国も検討できますか?
はい、もちろん検討可能です。渡航先の候補が他にある場合や、複数の国で迷っている場合も、お気軽にご相談ください。渡航先ごとの検疫要件や準備の進め方をご案内します。

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必要な手続きと期限をまとめてご案内します。

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執筆: PetAirJPN 編集部(国際ペット輸送の実務チーム)

※この記事の情報は2026年8月時点のものです。各国の検疫規制・飼育に関する規則は予告なく変更されることがあります。本記事は一般的な情報提供であり、個別の渡航可否・要件の確定判断は、各国当局・動物検疫所・かかりつけ獣医師の最新の公式情報を必ずご確認ください。

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