ペット輸送手続きの所要時間と専門家活用のメリット|失敗例つき【2026年版】

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ペット輸送手続きの所要時間と専門家活用のメリット|失敗例つき【2026年版】

ペットの輸送手続き / 2024.11.26

最終更新日:2026年8月1日

ペットの海外輸送、何からどれだけ時間をかければいいのか、見当がつかず不安ではありませんか。この記事では、手続きにかかる時間の目安、必要書類の全体像、専門家に依頼した場合の変化、よくある失敗例をまとめて解説します。

目次

この記事でわかること

手続き全体の所要時間

  • 自己対応の場合の時間の目安と、各段階で必要になる作業を解説します

必要な手続きの全体像

  • マイクロチップ装着から輸出検査まで、やるべきことを順番に整理します

専門家活用のメリット

  • 時間の削減だけでなく、書類不備やリスクを減らす観点も解説します

よくある失敗と対策

  • 実際に起こりうる失敗例と、それを防ぐためのポイントを紹介します

まず確認すべき重要ポイント3つ

ペットの海外輸送手続きを始める前に、以下の3点を必ず押さえてください。この3つを知っているだけで、スケジュールの大幅な遅れを防ぎやすくなります。

準備は早めに。必要な期間は渡航先で異なります

  • 狂犬病ワクチン接種→抗体価検査→結果待ち→渡航先の要件充足まで、一定の期間がかかります
  • 抗体価検査や係留検疫を求める渡航先(ハワイ・オーストラリアなど)は、事前準備期間が長くなる傾向があります。求められる条件は渡航先や出発地によって異なるため、渡航先当局の公式ページで必ずご確認ください
  • 出発直前の準備では間に合わない国も少なくありません。渡航先が決まったら早めに必要期間を確認しましょう

渡航先によって要件が大きく異なる

  • アメリカ:CDC公式サイトによると、2024年8月1日以降、アメリカに入国するすべての犬にDog Import Formの提出が必須で、かつ犬は生後6ヶ月以上である必要があります
  • EU:欧州委員会公式サイトによると、2026年4月22日以降の新規則で書類審査が厳格化されています
  • オーストラリア:事前の輸入許可・係留検疫など、独自の手続きが必要です

航空会社ごとにルールが違う

  • ANAは短頭種の国際線貨物輸送を通年で受付停止しています(ANA Cargo公式で対象犬種をご確認ください)
  • JALも国際貨物で複数の短頭種を受託対象外としています。対象犬種は変更される場合があるため(JALCARGO公式)で必ずご確認ください
  • ケージサイズ・重量制限・同伴か貨物かによっても条件が変わります

重要:各国の輸入規制や航空会社の条件は随時変更されます。本記事は2026年8月時点の情報に基づいていますが、実際の渡航前には必ず最新情報をご確認ください。

ペット輸送手続きの所要時間は?準備スケジュールの目安

ペットの国際輸送をご自身で対応する場合、手続き全体で約90〜125時間(実働時間・当社の目安)が必要になることがあります。これは平日換算で約2〜3週間分の作業量に相当します。以下は一般的なスケジュールの目安です。

1

渡航8ヶ月以上前|情報収集・調査(目安25〜35時間)

渡航先の輸入規制を調査し、全体のスケジュールを把握します。各国の検疫当局の公式サイト、航空会社の規定、必要書類を一つずつ確認する段階です。

  • 渡航先の輸入規制調査
  • 必要書類の洗い出しと確認
  • 手続きフローの理解
  • 航空会社の規定確認・比較
2

渡航6〜7ヶ月前|基礎準備(目安30〜40時間)

マイクロチップ装着、狂犬病ワクチン接種、抗体価検査など、渡航先の要件に合わせた基礎準備を進めます。獣医師との連携が重要な段階です。

  • マイクロチップ装着・確認
  • 獣医師との調整・通院
  • 狂犬病ワクチン・各種予防接種の管理
  • 書類作成・確認・翻訳
3

渡航3ヶ月前|手続き実行(目安20〜25時間)

動物検疫所への申請、航空会社との調整、輸入許可の取得など、具体的な手続きを進めます。各窓口とのやり取りが多い段階です。

  • 動物検疫所への申請(NACCSまたはメール)
  • 輸入許可や事前申請の取得
  • 航空会社との調整・予約
4

渡航直前〜当日|最終確認・予期せぬ対応(目安15〜25時間)

出発前の最終確認と、書類の不備や追加要件への対応です。この段階での手戻りが最も時間を消耗しやすいポイントです。

  • 書類の修正・再提出
  • 追加要件への対応
  • 各種問い合わせ・トラブル対応

犬・猫の海外輸送に必要な書類・手続きは?一覧で確認

ここでは犬・猫の国際輸送を対象に、一般的に必要となる書類・手続きを一覧にしています。ウサギや鳥など犬・猫以外の動物は必要な手続きが異なるため、個別にご確認ください。渡航先や犬猫の別、年齢・犬種・健康状態などによって必要な項目も変わります。

項目 内容 目安の所要時間
マイクロチップ装着 ISO 11784及び11785の両方に適合するマイクロチップを装着。狂犬病ワクチン接種前の装着が原則です(順序や例外の扱いは動物検疫所にご確認ください) 獣医師での処置+確認
狂犬病ワクチン接種 マイクロチップ装着後に接種。渡航先により接種回数・間隔の指定があります 通院1〜2回
狂犬病抗体価検査 血清検査で基準値以上の抗体価が必要です(日本帰国時・指定地域以外からの入国は0.5 IU/ml以上)。渡航先により基準は異なります 採血+結果待ち(施設により異なる)
健康証明書 渡航先ごとに定められた有効期間内に獣医師が発行。渡航先の要件に合わせた様式が必要です 通院+書類作成
輸出検疫証明書 動物検疫所での検査・発行。検査希望日の14日前までにNACCSで申請し、出発10日以内に検査を受けます 申請+検査当日
渡航先の輸入許可 国によって事前申請が必要です(例:オーストラリア、ハワイ、インド等) 申請〜取得まで一定期間
CDC Dog Import Form アメリカに入国するすべての犬に提出が必須。かつ犬は生後6ヶ月以上である必要があります(2024年8月1日施行) オンライン申請
EU動物衛生証明書 EU圏外から入国する際に必要となる場合があります。有効なペットパスポートの有無や輸送形態によって扱いが異なるため、要否と手続きは欧州委員会公式サイトで必ずご確認ください(2026年4月22日以降、新規則が適用されています) 獣医師発行+認証

注意:上記は犬・猫を対象とした一般的な手続きの目安です。渡航先の国・地域、動物種・健康状態によって必要な書類や手続きは異なります。正確な要件は動物検疫所(輸出手続き)動物検疫所(輸入手続き)など、各国の検疫当局に確認してください。(出典:動物検疫所公式サイトほか各国当局公式ページ、確認日:2026年8月)

どの書類が必要か、今すぐ確認したい方へ

渡航先・ペットの状況に合わせて、必要な手続きをまとめてご案内します

自己対応と専門家活用、どちらが良い?時間とリスクの比較

自己対応は時間と手間がかかり、専門家に依頼すると飼い主の実働時間を抑えやすくなる傾向があります。以下で、時間・書類準備・リスクの違いを具体的に比較します。

比較項目 自己対応 専門家(PetAirJPN)活用
飼い主の実働時間 目安として約90〜125時間 目安として約8〜11時間
期間(平日換算) 約2〜3週間分の作業量に相当 獣医師同行・署名・最終確認が中心
規制調査 自分で各国当局サイトを調査 専門家が最新要件の確認・案内をサポート
書類準備 全て自分で作成・翻訳 記載内容のチェックや準備の情報整理をサポート
検疫手続き NACCSでの申請・予約を自力で対応 申請に必要な情報整理・予約調整をサポート
航空会社調整 規定確認・予約を自力で対応 ルート・航空会社選びの相談に対応
書類不備リスク 初めての場合、不備が起きやすい 経験に基づくチェックで見落としのリスクを軽減
急な変更対応 自分で各所に連絡・調整 専門家が窓口となり柔軟に対応

※表内の実働時間(約90〜125時間・約8〜11時間)はいずれも当社の目安です。

専門家に依頼するとここが変わる

規制の見落としを減らせる

  • 国ごとに異なる複雑な要件を、経験に基づいて確認します

書類不備を減らせる

  • 様式・記載内容の誤りによる再提出や出発遅延のリスクを下げます

スケジュール管理が楽になる

  • ワクチン接種のタイミングや申請期限を逆算して管理をサポートします

言語・窓口対応の負担を軽減

  • 海外の検疫当局や現地エージェントとのやり取りをサポートします

よくある失敗例|これだけは避けたい

ペットの国際輸送で実際に起こりうる失敗例です。事前に知っておくことで、同じミスを防ぎやすくなります。

マイクロチップとワクチンの順番を間違えた
マイクロチップ装着前に狂犬病ワクチンを接種すると、そのワクチンが無効と判断される場合があります。再接種が必要になり、渡航スケジュールが数ヶ月遅れることもあります。必ずマイクロチップ装着→ワクチン接種の順序を守り、不明な点は動物検疫所にご確認ください。
抗体価検査の結果が基準値に届かなかった
狂犬病抗体価検査で基準値未満だった場合、再接種・再検査が必要です。結果が出るまで一定の期間がかかるため、余裕を持ったスケジュールが重要です。
輸出検疫の予約が取れなかった
空港や時期によっては、動物検疫所での検査予約が希望通りに取れないことがあります。希望日に予約が取れず、フライトを変更せざるを得なかったケースもあります。早めの予約をおすすめします。
渡航先の規制変更を見落とした
準備中に渡航先の輸入要件が変更され、追加書類が必要になったケースがあります。最新情報の定期的な確認が欠かせません。たとえば、2026年4月22日以降のEU新規則では、書類審査が従来より厳格化されています(欧州委員会公式サイト)。
健康証明書の有効期限が切れた
健康証明書は渡航先ごとに定められた有効期間内に取得する必要があります。フライト変更で有効期限が切れ、再取得が必要になったケースがあります。
短頭種の受付制限を知らなかった
ANA・JALともに、複数の短頭種を国際線での受託対象外としています。出発直前に判明し、航空会社やルートの変更が必要になったケースがあります。対象犬種は各社公式サイトで必ずご確認ください。

よくある質問(FAQ)

ペットの海外輸送手続き、全部自分でやれますか?
はい、制度上は飼い主様ご自身で対応いただくことも可能です。ただし、渡航先の規制調査、必要書類の準備、動物検疫所への申請、航空会社との調整など多岐にわたり、実働で約90〜125時間かかることもあります(当社の目安)。初めての方や仕事と並行する方は、専門家の活用で負担を大幅に軽減できます。
費用はどれくらいかかりますか?
渡航先やペットの状況によって費用は異なります。まずは無料相談・お見積もりをご利用ください。なお、動物病院での処置費用、航空運賃、渡航先の申請手数料等は別途かかります。
準備はいつ頃から始めるべきですか?
出発の6〜8ヶ月前から動き始めるのが理想です。狂犬病抗体価検査が必要な渡航先(ハワイやオーストラリアなど)へ入国する場合、ワクチン接種→採血→検査結果待ちで一定の期間がかかります。日本帰国時に指定地域以外から入国する場合も、同様に抗体価検査を含む準備期間が必要です。早めに動くほど選択肢が広がり、スケジュールに余裕が持てます。
猫も同じ手続きが必要ですか?
基本的な流れ(マイクロチップ→ワクチン→健康証明書→輸出検査)は犬と共通です。ただし、日本からの輸出検査では、犬は狂犬病に加えてレプトスピラ症の検査も受ける必要があります(猫は狂犬病のみ)。また、渡航先によって犬・猫で要件が異なることがあるため、個別の確認が必要です。
飛行機でペットは安全ですか?
多くの航空会社は貨物室の温度・気圧を管理していますが、適切なケージの準備、事前の健康チェック、短頭種の場合の航空会社制限確認など、安全のための準備は欠かせません。不安な場合は、ルートや航空会社の選定を含めてご相談ください。
専門家に頼んだ場合、自分がやることは何ですか?
PetAirJPNをご利用の場合、飼い主様に対応いただくのは主に初回相談、動物病院への同行、書類への署名・確認、渡航前の最終確認です。規制調査や書類準備の情報整理、スケジュール管理、航空会社との調整などはサポートいたします。

PetAirJPNに相談すると楽になるケース

書類が多くて何から始めればいいかわからない

  • マイクロチップ、ワクチン、抗体価検査、健康証明書、輸出検査…必要な手続きを整理し、優先順位とスケジュールをまとめてご案内します
  • 書類の様式や記載内容のチェックにも対応します

渡航先の輸入要件が複雑

  • オーストラリアの係留検疫、ハワイの事前入国許可、EUの新規則対応など、複雑な要件も経験に基づいてサポートします
  • 各国の検疫当局や現地エージェントとの連携もご相談ください

仕事と並行して準備する時間がない

  • 海外赴任・移住の準備だけでも忙しい中、ペットの輸送手続きまで自力で対応するのは大きな負担です
  • 規制調査や書類準備の情報整理、検疫手続き・航空会社とのやり取りの調整をサポートし、飼い主様の負担を軽減します

特殊なケースで不安がある

  • 大型犬、高齢のペット、短頭種、多頭飼いなど、通常より条件が複雑なケースにも柔軟に対応します
  • 航空会社やルートの選定、ケージのアドバイスも含めてサポートします

出発前に確認したいこと|チェックリスト

マイクロチップ(ISO 11784及び11785規格に適合)が装着済みで、読み取り確認済み
狂犬病ワクチンがマイクロチップ装着後に接種済み(渡航先の要件に合致)
狂犬病抗体価検査で基準値をクリア(必要な渡航先の場合。日本帰国時・指定地域以外は0.5 IU/ml以上)
渡航先の輸入許可・事前申請が取得済み(必要な国の場合)
健康証明書を渡航先の有効期間内に取得済み
動物検疫所への輸出検査申請を完了し、検査日を予約済み
航空会社でペット輸送の予約を確定済み(ケージサイズ・重量制限を確認済み)
CDC Dog Import Formを提出済み(アメリカ入国の場合)
EU圏へ入国する場合、必要書類(EU動物衛生証明書など。ペットパスポートの有無や輸送形態により異なる)を確認・取得済み
ケージが航空会社の規定を満たしている(多くの場合、IATA生体動物輸送規則に準拠した基準です)

注意:上記は一般的なチェック項目です。渡航先・ペットの状況によって追加の要件がある場合があります。不安な場合は、お気軽にご相談ください。

🐾 ペットの海外渡航、まずは無料相談から

渡航先・出発希望時期・ペットの状況をお知らせください。
必要な手続きと期限をまとめてご案内します。

完全無料|オンライン対応可|土日祝も受付

執筆: PetAirJPN 編集部(国際ペット輸送の実務チーム)

※この記事の情報は2026年8月時点のものです。各国の検疫規制・航空会社のポリシーは予告なく変更されることがあります。渡航前に必ず最新の公式情報をご確認ください。

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