ペットと日本へ帰国する際の検疫手続き|要点まとめ【2026年最新】

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ペットと日本へ帰国する際の検疫手続き|要点まとめ【2026年最新】

ペットの輸送手続き / 2024.12.13

最終更新日:2026年8月1日

愛犬・愛猫と海外から日本へ帰国するとき、何を確認すればいいのか迷っていませんか。帰国時は出国時より狂犬病対策の要件が細かく、渡航元が「指定地域」かどうかで手続きも変わります。本記事では帰国前に確認したい手続きの要点をまとめました。

出国時と帰国時で、手続きはどう違う?

ペットと海外へ渡航する場合、出国時の手続きと帰国時の手続きでは求められる内容が大きく異なります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。

出国時の手続き

渡航先の国ごとに検疫条件が異なるため、出国時に必要な書類や手続きは渡航先によって変わります。あわせて、日本を出発する際には動物検疫所への輸出検査の申請・受検も必要です。輸出検査は検査希望日の14日前までに申請し、出発10日以内に検査を受ける流れになっています(出典:動物検疫所「輸出検査の手続き」、2026年8月確認)。渡航先ごとの具体的な必要書類・条件は、渡航先当局または利用する航空会社の公式情報で必ずご確認ください。

帰国時の手続き

日本への帰国時は、狂犬病の侵入を防ぐための検疫条件が出国時よりも細かく定められています。次の章から、帰国時に確認しておきたいポイントを順に見ていきます。

帰国前にまず確認したいこと:指定地域とそれ以外で手続きが変わる

日本へペットを連れて帰国する際は、まず渡航元が「指定地域」にあたるかどうかを確認することが出発点になります。指定地域とそれ以外の地域では、必要な手続きが異なるためです。

指定地域とは

  • 指定地域はアイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムの6地域です。
  • 指定地域からの帰国は、指定地域以外からの帰国とは別の手続きが適用されます。
  • これから説明する狂犬病抗体検査や180日間の待機は、主に指定地域以外からの帰国が対象です。

ご自身の渡航元がどちらに該当するか、また指定地域からの帰国に必要な手続きは、動物検疫所「指定地域一覧」および「犬、猫の日本への入国(指定地域以外編)」で必ずご確認ください。

狂犬病抗体検査のポイントは?

指定地域以外から帰国する場合、狂犬病抗体検査は事前に確認しておきたい手続きの一つです。押さえておきたいポイントは次の3つです。

検査は農林水産大臣が指定する検査施設で受ける — 指定検査施設は日本国内だけでなく、渡航先を含む海外にも複数あります。「日本でしか受けられない」わけではないので、どちらの施設で受けるかは早めに検討しておきましょう。
抗体価は0.5IU/ml以上、有効期間は採血日から2年間 — 検査結果は、日本到着時点で有効期間内である必要があります。
採血後、日本到着まで180日間以上の待機が必要 — マイクロチップの装着や狂犬病予防注射のタイミングなど、待機期間に入るまでの前提条件も細かく定められています。

出典:動物検疫所「犬、猫の日本への入国(指定地域以外編)」・「狂犬病抗体価検査の指定検査施設一覧」、2026年8月確認

180日の待機をあらためて行わなくてよい場合もある

一定の条件をすべて満たせば、2回目の狂犬病抗体検査のあとに、あらためて180日間の待機をしなくてよい場合があります。条件は次の3つです。狂犬病予防注射の効果が途切れることなく継続して接種されていること、2回目の抗体検査の採血が1回目の採血から180日以上あけて行われていること、すべての抗体検査が指定検査施設で0.5IU/ml以上の結果であることです。該当するかどうかは接種・検査のタイミングによって変わるため、動物検疫所公式サイトで最新の要件をご確認ください。

手続きを怠るとどうなる?

必要な手続きを整えないまま帰国すると、ペットは到着した空港や港で動物検疫所による係留検査を受けることになります。要件を満たせない内容によっては、係留期間が最長180日間に及ぶこともあります。係留期間中の飼育管理は、飼い主(輸入者)の責任と費用負担で行うことになるため、ペットにとっても飼い主にとっても大きな負担です。

出典:動物検疫所「犬、猫の日本への入国(指定地域以外編)」・「動物検疫所Q&A」、2026年8月確認

帰国をスムーズにするための準備チェックリスト

帰国までにやることを整理しておくと、直前になって慌てずに済みます。次の3点を目安にしてください。

渡航前から帰国の手続きを逆算してスケジュールを立てる — 抗体検査や180日待機が必要になる場合、準備には長い期間が必要です。渡航が決まった段階で確認しておくと安心です。
ペットの健康状態を獣医師に相談する — 必要な予防接種のスケジュールや、マイクロチップの装着状況を確認してもらいましょう。
輸送手段と航空会社の規定を確認する — 利用するペット輸送サービスや航空会社の規定を事前に確認し、最適な輸送方法を選びましょう。

PetAirJPNのサポート内容

ペットとの海外渡航・帰国は、確認すべき手続きが多く、負担に感じる飼い主様も少なくありません。PetAirJPNでは、渡航先の規制や日本の入出国要件に関する情報整理と手配のサポートを行っています。

  • 手続きの流れの整理サポート:帰国までに確認すべき手続きの流れを一緒に整理します。
  • 輸送手配のサポート:航空会社の手配や空港での引き渡しまで、必要な調整をサポートします。
  • 渡航計画から到着後までのご相談窓口:わからないことがあれば、その都度ご相談いただけます。

最新の規制情報は各国当局・動物検疫所の公式情報でご確認いただきながら、わからない点はお気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 日本に帰国する際、狂犬病抗体検査と180日待機はすべてのペットに必要ですか?
主に、指定地域(アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム)以外からの帰国が対象です。指定地域からの帰国は別の手続きが適用されます。ご自身の渡航元がどちらに該当するかは、動物検疫所公式サイトでご確認ください。
Q. 狂犬病抗体検査は日本国内でしか受けられませんか?
いいえ。検査は農林水産大臣が指定する検査施設であれば受けられ、指定施設は日本国内だけでなく渡航先を含む海外にも複数あります。事前に動物検疫所の指定検査施設一覧でご確認ください。
Q. 180日間の待機をあらためて行わずに済む場合はありますか?
一定の条件(狂犬病予防注射の継続接種、2回の抗体検査を180日以上あけて実施、すべての検査が指定検査施設で基準を満たすことなど)をすべて満たす場合は、あらためて180日待たなくてよいことがあります。条件は複数あり個々の状況によって異なるため、動物検疫所公式サイトで詳細をご確認ください。
Q. 手続きが間に合わなかった場合はどうなりますか?
必要な手続きが整わないまま帰国すると、到着した空港や港で動物検疫所による係留検査の対象になります。係留期間中の飼育管理は飼い主の責任・費用負担となるため、余裕を持った準備をおすすめします。
Q. 出国時の手続きと帰国時の手続きは同じですか?
異なります。出国時は渡航先ごとに規制が変わるため、渡航先当局の情報確認が中心になります。帰国時は日本の検疫条件(マイクロチップ、狂犬病予防注射、抗体検査、待機期間など)を満たす必要があり、確認すべき項目が多くなる傾向があります。

帰国の手続きを、はじめから順番に確認するなら

本記事は帰国手続きの要点をコンパクトにまとめたものです。マイクロチップの装着から狂犬病予防注射、抗体検査、待機期間、必要書類まで、帰国の流れを順番に詳しく知りたい方はペットと日本への帰国完全ガイドをあわせてご覧ください。

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執筆: PetAirJPN 編集部(国際ペット輸送の実務チーム)

※この記事の情報は2026年8月時点のものです。各国の検疫規制・航空会社のポリシーは予告なく変更されることがあります。本記事は一般的な情報提供であり、個別の渡航可否・要件の確定判断は、各国当局・動物検疫所・航空会社の最新の公式情報を必ずご確認ください。

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