【2026年4月22日から施行】EUのペット渡航規則が刷新!犬・猫を連れてヨーロッパへ行く方が今すぐ確認すべきこと

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施行まであと約4週間
2026年4月22日にEUペット渡航規則が改正されます。ヨーロッパ渡航を予定している方は今すぐご確認を。

ヨーロッパへの旅行や移住を計画中の方に、重要なお知らせがあります。2026年4月22日から、EU(欧州連合)域内でペットを連れて移動する際のルールが新しい規則のもとで統一・強化されます。日本からEUへ犬や猫を連れていく予定がある方にとって、特に「書類の正確さ」に関する影響が大きい変更です。今からしっかり準備を進めておきましょう。

なぜ今、このニュースが重要なのか

今回の改正は、2013年から続いてきたEUペット渡航規制のフレームワークを刷新するもので、欧州委員会(European Commission)が採択した新しい委任規則(Delegated Regulation)に基づいています。犬・猫・フェレットを対象に、EU加盟国すべてで同一の法的基準が適用されるようになります。

「基本的な要件はほとんど変わらない」と聞いてひと安心した方も多いと思いますが、実は今回のポイントは「ルールの内容」よりも「運用の厳格化」にあります。これまで書類の細かいミスが見逃されることも少なくありませんでしたが、4月22日以降はそういった「お目こぼし」がなくなることが予想されています。

変更点の詳細:何がどう変わるのか

✅ 基本要件は引き続き同じ

犬・猫・フェレットをEU域内で移動させるための基本的な条件は、従来と変わりません。

  • Attachment of microchip(ISO規格15桁のもの。2011年7月以前に入れた入れ墨も引き続き認められます)
  • rabies vaccination(有効期限内のもの)
  • EUペットパスポートまたは公式健康証明書(非EU諸国からの入国時)

注目ポイント①:「マイクロチップ → ワクチン」の順番が厳しく審査される

EU規則では以前から「マイクロチップ装着後に狂犬病ワクチン接種をすること」が求められていました。しかし4月22日以降は、この順番の確認がさらに厳格に行われるようになります。もしワクチン接種がマイクロチップ装着より先に行われていた場合、そのワクチン接種はEU入国に際して「無効」とみなされる可能性があります。

💡 日本では動物病院によって接種の順番が異なる場合があります。過去の接種履歴をぜひ確認してみてください。

注目ポイント②:第三国(日本など)からの入国時は健康証明書の要件が強化

日本からEUへペットを連れて入国する場合、公認獣医師(authorized veterinarian)が発行する「公式動物衛生証明書(Official Animal Health Certificate)」が必要です。この証明書には以下の内容が含まれていなければなりません。

  1. 個体識別情報(マイクロチップ番号など)
  2. 狂犬病ワクチン接種の証明
  3. 必要に応じたエキノコックス(Echinococcus multilocularis)の駆虫処置の確認
  4. 今回の移動が「非商業的移動」であること

💡 ③のエキノコックス駆虫は犬のみ対象(猫・フェレットには不要)。フィンランド、アイルランド、マルタ、ノルウェー、北アイルランドへの入国時に要求されます。

注目ポイント③:ペットの鳥類は「1回の旅行につき最大5羽」に制限

犬猫だけでなく、小鳥などを一緒に旅行させる場合も変わります。今回の改正では、1回の渡航あたりのペット用鳥類の上限が5羽に設定されました。また、鳥インフルエンザ対策として、入国前の隔離・検査、または到着後30日間の検疫が課される場合もあります。

🔮 将来的な変更:デジタル事前登録制度が検討中

現時点ではまだ義務化されていませんが、EUの欧州議会と欧州理事会の間では、犬・猫のEU域内移動を事前にデジタル登録するシステムの導入が協議されています。「渡航5日前までに登録」という案が出ており、近い将来に義務化される可能性があります。今後も最新情報のチェックが欠かせません。

PetAirからのアドバイス:今すぐやるべき3つのこと

4月22日の施行まで時間がありません。特にEUへの渡航を近々お考えの方は、以下の3点を今すぐ確認しておきましょう。

1

マイクロチップと狂犬病ワクチンの「接種順」を確認する

動物病院に連絡して、愛犬・愛猫のワクチン接種履歴を取得してください。マイクロチップ装着日と狂犬病ワクチン接種日のどちらが先かを確認します。もし順番が逆になっている場合は、接種のやり直しが必要になる可能性があります。

2

渡航先がエキノコックス駆虫を求めているか確認する(犬のみ)

フィンランド、アイルランド、マルタ、ノルウェー、北アイルランドへは、犬の入国前にエキノコックス(条虫)の駆虫処置が義務づけられています。処置は渡航の24〜120時間前(1〜5日前)に行い、認定獣医師が記録することが必要です。猫・フェレットにはこの要件はありません。

3

健康証明書は公認の獣医師に依頼し、早めに準備する

今回の改正では、健康証明書の記載内容と正確性がより厳しくチェックされます。書類の不備があると入国時に問題が発生する恐れがあります。余裕を持って準備することを強くおすすめします。

summary

2026年4月22日から始まるEUペット渡航規則の刷新は、「新しい要件が増える」というより、「これまでのルールがより厳しく運用される」という性質の変更です。だからこそ、「今まで問題なかったから大丈夫」という油断が禁物です。特に日本からEUへペットを連れて行く方は、書類の内容と接種履歴の正確性に今一度目を向けてください。

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📚 参照元・一次情報源

※本記事の情報は2026年3月26日時点のものです。最新の規制情報は各国の公式機関にご確認ください。

Risako Seto|PetAirJPN Business Manager, Pet International Transportation Specialist

She has loved animals since she was a child, and her desire to "protect the lives of animals" led her to become a pet nurse. Currently, she is using her experience as an international pet transportation specialist and business manager of PetAirJPN to support many pets and their families to relocate or travel abroad.
We help owners fulfill their wish to "be with their pets, their precious family members, no matter where they are in the world. We strive to provide a transportation plan that is as stress-free as possible, according to the personality and physical condition of each individual pet. We will support you wholeheartedly so that both you and your pet can start a new life with peace of mind.

[Qualifications]
pet nurse
Animal Health Technician (AHT)
Veterinary Technician (VT)

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